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90年代には、時代劇パロディ・マンガ『江戸むらさき特急』などがわりと売れた漫画家・ほりのぶゆき。僕の中では、吉田戦車、中崎タツヤと並ぶギャグ漫画家として位置づけられている。けれども、最近では ほりのぶゆき をあまり見かけなくなって寂しい思いをしていた。

それが、たまたま入った本屋で、かのトラジマ(もちろん、阪神タイガースの象徴だ)を輝かせつつ、ほりのぶゆきの新刊が平積みになっていたので、即買いした。

ほりのぶゆきは兵庫県出身で、幼い頃からタイガースファンだったそうだ。そんな彼が、阪神タイガースのことを愛を込めつつ揶揄したマンガが集められている。

2年位前にIKKIで雑誌連載が始まり、当方は一度もそのマンガを読んだことがなかったのだけれど、
「単行本が出たら、即買いの予定。」
宣言するほど楽しみにしていた、一條裕子画の『阿房列車』の単行本がやっと発売になったので、買った。

内田百閒の名作鉄道エッセイ『阿房列車』を、完全漫画化という感じ。
原作を読んだときに感じた百閒のすっとぼけた感じが、そのまま表現されているように感じた。

原作は文字ばっかりでなんとなく敬遠していた人も、漫画版はさらりと読めるので一度チャレンジしてみても損はないと思う(文庫の原作よりも値段は高いけど)。
収録作は3作。

「特別阿房列車」
"なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う。"で有名な第一弾。
出発前のグダグダ話(行きは一等で帰りは三等とか、借金の話とか)が笑えるアレ。

「区間阿房列車」
汽車が遅れたせいで乗り換え列車がすんでのところで出発してしまうやつ。
"向こうが悪いのだから、迎合するわけには行き兼ねる" とヘソを曲げて走ろうとはせず、結局、雨の中ホームのベンチで2時間過ごすやつ。

「鹿児島阿房列車」
百閒が初めて関門トンネルをくぐるヤツ。
途中、生まれ故郷の岡山を通過するヤツ。偏屈だから里帰りしようとしないのだけれど、風景が変わっていることは寂しく思うというアレ。
#この話、一條裕子の情緒的な描き方がうまい。


佐々木倫子の最新作『チャンネルはそのまま!: HHTV北海道★テレビ』を買った、読んだ、笑った。

マンガを読みながら声を出して笑ったのは久しぶりだし、腹筋が痛くなったのもずいぶん久しぶり。
そして、笑いすぎて顎が痛くなったのはオトナになってからは初めての経験。

主人公は北海道恵庭市出身、新卒でテレビ局の報道部記者に採用された雪丸花子。
採用面接で次から次へと失敗を繰り返していたのだが、会社に活力をもたらすことを期待された「バカ枠」として採用されることとなった。


伊藤理佐の1コマエッセイ漫画を中心に収録した『おんなの窓(2)』を読んだ。

伊藤理佐といえば、吉田戦車と再婚したことで有名。
同書のオビには

まさかの「結婚」ですが、固唾をのんで見守ってください・・・。

と書かれていたりする。


実際に、伊藤理佐のヘタウマ画風でかかれた吉田戦車が随所に出てきて、笑える。
吉田戦車本人は、自分の日記の中で、

漫画の中の自分を見ての感想は、
「福満しげゆき氏の奥さんと同じポジションにいるな、俺!」
というものでした。

と記しているが、激しく同意してしまった。
コマの横の方でさりげなく書かれているだけなのに、妙な存在感があり、そして究極の和みキャラになっている。笑う。

柏葉英二郎が入院した病院は「白井総合病院」だ(完全版・12巻)。
ここは、新田明男がバイクで転倒して入院した(完全版・7巻)のと同じ病院だ。
#白井総合病院については、昨日も書いた

しかも、担当看護師まで同じ人物だった。

白井総合病院の看護師

写真右は7巻102ページ、左は12巻110ページ。

『タッチ』7巻の話。

南をバイクで送った後に転倒して怪我をした新田。彼が入院した病院の名前は「白井総合病院」 (p.100, p.124)。
柏葉監督代行に代理を任せた西尾監督が入院した病院の名前は「白井病院」 (p.181)。

この街には、どんだけ白井という医師がいるのか。

白井病院の看板


当方は、平均すれば1週間に350ml YEBISUの6缶パックを1つ買う。
今、家にビールの在庫はまったくない。
今月はおよそ2週間強残っているので、少なくとも2パック買う必要がある。

ところでさっき、「『タッチ』を大人買いしたい」という趣旨の記事を書いた。

一部の賢明な読者ならばお気づきかと思うが、あだち充の『タッチ』に対する読書欲がかなり高まっている当方である。

以前にも書いたが、実家に所蔵していたはずの単行本セットは紛失したままである。仕方ないので、新たに『タッチ』を大人買いしようと思って、京奈和自動車道の終点にある某ショッピングモールの本屋に出かけてきた。


でも、購入できなかった。

『タッチ』の中途半端な在庫

2008年7月7日(月) 20時より、TBS系列で貫地谷しほり主演のドラマ『あんどーなつ』が放映開始される。

貫地谷しほりといえば、ご存知『ちりとてちん』(NHK; Vap)の主演で、僕のハートをがっちりキャッチ。
しかし、深夜ドラマ『キミ犯人じゃないよね?』(テレビ朝日)は1回見ただけで、つまらなくて断念。

そんな貫地谷しほり主演のドラマがまた始まるとのことで、ソワソワと楽しみにしている僕がいる。
今回の『あんどーなつ』の主人公、安藤奈津は福井出身(ん?ちりとて・・・)。
日本の伝統を伝える和菓子職人の弟子となり修行を開始する(ん?ちりとて・・・)。
新たな生活を始める浅草で下町の人情に触れ(ん?ちりとて・・・)、彼女は大きく成長していく(ん?ちりとて・・・)。

う~む。おもっくそ、どっかのドラマ(ちりとて・・・)と符丁するドラマだなぁ。
ちょっと不安になる。もう『ちりとてちん』はDVDボックスも全て買っちゃったし、二番煎じだったら見る価値ないなぁ。

しかし、月曜の20時といえば、かの『水戸黄門』枠ではないか。
TBSとしても、年配ファンをつなぎとめておくために、ハンパな番組は持ってくることはないだろう。
和の風味の人情話っつーのは、もろ水戸黄門路線だし、TBSならソツなくまとめてくれるかもしれないという期待もある。

ウダウダ考えても仕方ないので、とりあえず原作を買って予習してみることにした。
結論から言うと、これの話、良いわ。ボロボロ泣きながら読んだ。

安彦良和のコミック版ガンダム "The Origin" の17巻を買ってきた。
安彦良和といえば、初代ガンダムのキャラクター・デザインをした人だから、安心して見ていられる絵柄。このシリーズは、アニメ版のストーリーに忠実(アニメと同じ構図がたくさんある)でありながら、ファンをうならせる新解釈やサイド・ストーリーがあって見所満載。

17巻は、ホワイトベースがジャブローを発進して宇宙に上がったところから。シャアのザンジバルとドレンのキャメル艦隊の挟み撃ちにあうところ。つまりは、映画三作目「めぐりあい宇宙」と同じところからスタート。
途中、ザンジバルとの交戦(ビグロやザクレロの登場、ホワイトベースとザンジバルのすれ違い砲撃)はばっさりカットされているけれど。
そして本巻は、サイド6を出発してコンスコン艦隊を撃破するとこで終わり。
#あのデブで有名なベルガミノと、その浮きドックが出てこないのもちと残念。

大型連休も今日で終わり。
ブルーだねぇ。

何がブルーかって、ここ数日風邪をひいている。
4-5日前に喉がイガラっぽくなってきて、「こりゃ、やばいな。連休中に治さなきゃ」とは思っていたのだけれど、普段からの不摂生かつ不規則かつ自堕落な生活のせいで、風邪は悪化の一途。
今日は、ついに朝からエンドレスの鼻水とくしゃみ。

風邪をひいたときはマジスパと相場を決めている当方なので、今日はキツいのを一発いくつもりで "虚空" を食べる。
"虚空" というのは、一番辛いヤツ。いつもは、それよりも1段下の "天空" を食べてるわけだが。

でも、鼻が詰まってるせいか、あんまり味がわからない。あんまり辛い気もしない。鼻水はズルズルと出て、喉も渇いたけれど、汗はあんまり出ない感じ。
体調がおかしいのですな。

昨日、かわゆい配送ドライバーである「すずちゃん」との逢瀬を諦めてまでも、一刻も早く入手したかった『かっこいいスキヤキ』(泉昌之)を読了。

基本的に短編集。
いろいろな話や絵柄があるけれど、基本的な路線はシリアスな劇画調の作品。

ハードボイルドな主人公(トレンチコートに山高帽)が傍目から見たらバカな言動をするというシリーズが楽しい。
駅弁のおかずを食べるローテーションをものすごく真剣に論じたり(「夜行」)、大きい方の便意を催す周期と振幅をグラフで説明したり(「ロボット」)、花粉症で鼻が詰まっていることを女性に悟られないようにするための方法が紹介されていたり(「花粉」)、文章で読むと「なんじゃそら?」って感じなのだが、線の多いシリアスな劇画スタイルと内容のバカバカしさのギャップに笑う。

収録作品全てが大ヒット爆笑級というわけではないが、十分笑える作品集になっています。
#一部、エロいのがあるから、そういうのがダメな人は注意したほうがいい。

ひとりで飯を食う男の孤高のダンディズム。
最初はウケ狙い漫画かと思って読み始めたけれど、深いテーマを持ってる。
密かに売れてる理由もよく分かる。

主人公の井之頭五郎は個人で輸入雑貨の貿易商を営んでいる。
ただし、店舗は構えていない。

結婚同様 店なんかヘタにもつと
守るものが増えそうで人生が重たくなる
男は基本的に体ひとつでいたい

『孤独のグルメ』p.17

その言葉どおり、中年に差し掛かっている彼は独身。
絵柄を見る限り、割とハンサムだし、身なりも良いし、言動も紳士的。
留学生のバイトを理不尽なまでに怒鳴り散らす店主に対して、堪忍袋の緒を引きちぎる正義感も持ってる。

そんな主人公が、大都会をさまよい歩き、グルメ本には絶対のならないような大衆食堂に立ち寄る。
そして、孤独に飯を食う。

本屋に行ったら売られてた。

帯には
オデッサ作戦終結!TV版とは異なる壮絶な決着が描かれる!
と惹句が書かれてる。

オデッサ作戦といえば連邦軍レビルとジオン軍マ・クベの総力戦。
ご存知のとおり、マ・クベが破れ、「ジオンはあと10年は戦える」と言い残して宇宙に逃げていくシーンは、TV版ガンダムの名シーンの一つ。

そんなマ・クベが表紙の16巻。
そして、マ・クベの象徴である愛機ギャンも描かれている。

これが意味するところは・・・?
買って読め。


ところで、16巻では、妙にニュータイプへの覚醒をほのめかす描写が多い。
The Origin もついにターニングポイントか?
今回でオデッサ編は終了で、次はララァ編らしいし。
#ララァといえば、ニュータイプの象徴ね。一応言っておくけど。

NGは No Good ではなく、"Next Generation" の NG。

そもそも『バーバーハーバー』とは、大阪府吹田市の理髪店主と東京でOLをやっている女性との遠距離恋愛を題材にしたラブ・コメディ。
関西に引っ越してきた当初、当方は関西弁や関西文化のイロハをこのマンガで学んだ。

オリジナル・ストーリーは単行本7巻で、主人公の男女が結婚したところで終了。
本書 "NG" は、彼らの子どもの世代を中心に据えた物語になってる。

作者の小池田マヤは、4コマストーリー漫画の名手。
紙面は必ず4コマに分かれているのだが、4コマで区切れるわけではなく、リズミカルかつスムーズに話が流れていくので人気高し。
『すぎなレボリューション』とか『聖★高校生』とかが代表作だろうか。
彼女の作品は、たいていエロいけど。

そんなエロ・ラインナップの中にあって、『バーバーハーバー』シリーズだけは、エロさ控え目(ていうか、ほとんどない)で、小さなお子さんでも安心して読めます。
でも、小さなお子さんには難しいネタが多いけど。

先日、有名蕎麦屋である赤坂・砂場において、『誰も寝てはならぬ』の表紙や小泉今日子のエッセイに掲載されている写真の再現写真を撮影してきたわけだが。

当方にとってウレシハズカシなことであるが、会社で隣の席のあんちゃんがそれを見てバカウケしてくれて。
しまいには「もっと写真を撮るべきだ」という話になり、『誰も寝てはならぬ 4』の表紙を再現してはどうかという話になった。
2人必要なシーンなので、隣の席のあんちゃんも一緒に行ってくれるそうだし。

誰も寝てはならぬ 4 (4) (モーニングワイドコミックス)

で、この場所はどこか?ということになった。
結論から言えば、「誰寝」の4巻の表紙カバーに「牛に引かれて善光寺まいり」と書いてあったわけだが。
しかし、会社には本が置いてなかったので、昼休みを全て費やしてぐぐりまくった。

そして見つけたのが、このるるぶのページ
「誰寝」の表紙にそっくりだ。
そうか、善光寺か。
年に1度くらいしか行われていないようだが、来年はいざ長野・善光寺である。

先日、何気なくテレビをつけていたら、NHKのマンガノゲンバという番組にあたった。

ちょうど、萩尾望都の新刊「山へ行く」が紹介されており、そこに収録されている「柳の木」という実験的作品が全ページ紹介されていた。
川原に生えた柳の木とそこにたたずむ女性を静止画で切り取り、見開き2ページに4コマで配置しただけの作品。
ほとんどのコマが同じ構図なので、はじめはなんのこっちゃと、ぼんやりテレビの画面を眺めていた。

萩尾望都 「柳の木」のコマ割

本日発売。

相変わらずユル~い展開の「誰も寝てはならぬ」ですが、7巻はちょっと切ないお話が多い。
特に、ヤーマダ君の切ない話が2本。

まずは、「SS129 クワトロ切ない話」。
本屋で全く躾のなっていない子供を見つける。
母親も母親で、自分の子供をまともに注意する素振りもない。
どんな母親だよ、とその女性をよく見てみると別れた妻だった。
切ない。

月刊IKKI一條裕子が内田百閒の「阿房列車」を漫画化しているとの情報をキャッチした。

これまで世の中をナメきって生きてきたり、今日現在世の中をナメきって生きていたり、今後も世の中をナメきって生きていきそうな当方ですが。

「そんなに世の中をナメきっていていいのか?」
と、ちょっぴり自己嫌悪に陥った感がある。

そんなわけで、自分を見つめなおし、修養を積むために「三日坊主」よろしく、2泊3日くらいのスケジュールで禅宗の寺に入門して、根性を叩き直してもらおうかと本気で思ってみた。

ちょっと調べて、京都府亀岡市に宝泉寺禅センターという施設があることを知った。
うちからだと小一時間程度の場所だし、3泊4日で10,000円という額も入門にはもってこいな感じ。
かなり本気で禅修業に行こうかと思い始めている、僕がいる。

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[alm-ore]について

著者: 木公について

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